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顎関節症 | 守谷市の整骨院ならスポーツ障害・交通事故治療に特化したトレーナーステーション整骨院まで

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顎関節症

2025.02.04 | Category: お知らせ

顎関節症とは?

顎関節症(がくかんせつしょう)は、顎の関節や筋肉に異常が生じ、痛みや口の開閉時の違和感を引き起こす疾患です。日本人の約3人に1人が経験すると言われており、軽症の場合は自然に改善することもありますが、放置すると慢性化し、日常生活に支障をきたすことがあります。

顎関節の仕組み

顎関節は、側頭骨(頭の骨)と下顎骨(あごの骨)をつなぐ関節で、咀嚼(そしゃく)や会話の際に重要な役割を担っています。この関節には「関節円板」と呼ばれるクッションのような軟骨があり、スムーズな動きをサポートしています。しかし、何らかの原因でこの関節や周囲の筋肉に負担がかかると、顎関節症の症状が現れます。

症状

顎関節症の代表的な症状には、以下のようなものがあります。

  • 顎の痛み:口を開けるときや噛むときに痛む
  • 関節音(カクカク・ゴリゴリ音):口の開閉時に音が鳴る
  • 口が開きにくい:通常よりも開口が制限される
  • 顎の疲労感やこわばり:長時間の会話や食事で顎が疲れる
  • 頭痛や肩こり:顎周辺の緊張が頭痛や肩こりを引き起こす

症状の程度は個人差があり、軽症の場合は違和感程度で済みますが、重症化すると食事や会話が困難になることもあります。

原因

顎関節症の主な原因は以下の通りです。

1. 噛み合わせの問題

歯並びの不正や片側での噛み癖があると、顎関節に負担がかかりやすくなります。

2. 歯ぎしり・食いしばり

無意識に歯を強く噛み締めるクセがあると、顎関節や筋肉が緊張し、症状を悪化させる原因になります。

3. 姿勢の悪さ

猫背やストレートネックなど、頭の位置が前に出る姿勢は顎関節に負担をかけます。特にスマホやパソコンの使用が多い方に多く見られます。

4. ストレス

精神的なストレスが筋肉の緊張を引き起こし、顎関節症の原因となることがあります。

5. 怪我や外傷

交通事故やスポーツ時の衝撃で顎関節に負担がかかると、炎症を引き起こすことがあります。

診断と検査

顎関節症の診断には、以下の方法が用いられます。

  • 問診と視診:顎の動きや症状の有無を確認
  • 触診:関節や筋肉の緊張度をチェック
  • 開口量の測定:口がどれくらい開くかを確認
  • レントゲン・MRI(必要に応じて):関節の状態や関節円板の異常を調べる

治療方法

顎関節症の治療には、保存療法が中心となります。

1. 生活習慣の改善

  • 硬いものを避ける(ガム、ナッツ類、フランスパンなど)
  • 片側だけで噛まない(左右均等に使う)
  • 悪い姿勢を改善する(デスクワーク時の姿勢を意識)
  • ストレスを溜めない(リラックスする習慣を持つ)

2. ストレッチ・セルフケア

  • 顎のストレッチ:ゆっくりと口を開け閉めし、顎関節の動きをスムーズにする
  • マッサージ:顎周りの筋肉を優しくマッサージして血流を促す
  • 温める:ホットタオルを使って顎周囲を温めると筋肉の緊張がほぐれる

3. 鍼灸・整体施術

当院では、顎関節症の改善を目的とした施術を行っています。

  • 顎周りの筋肉の緊張を緩和する鍼灸治療
  • 骨格のバランスを整える整体施術
  • 頸椎(首)の調整(ストレートネックの改善)

4. スプリント療法(マウスピース)

歯ぎしりや食いしばりが原因の場合、歯科でマウスピースを作成し、夜間の負担を軽減することがあります。

顎関節症は、放置すると悪化しやすい疾患ですが、早めの対処で改善が可能です。守谷市にあるトレーナーステーション整骨院では、一人ひとりの症状に合わせた施術を行っておりますので、お困りの方はお気軽にご相談ください。